【まちづくり分科会】
・私たちは安中市の街並みの景観から、街並みのあり方、街並みの未来を模索して、
・全ての市民が活き活きと活動できるようなまちづくりを考えています。
・人を思いやる心をもって、先進的、開明的な安中市を創ることを考えます。
・最小の経費で最大の効果を挙げられるまちづくりを考えます。
第2例 まちづくりから考える道の駅建設
請願書の全文はこちらへ
安中市議会令和2年6月定例会での請願の取り扱いについて
請願書に書かれた道の駅建設場所の写真 国道18号線に面していて、妙義山、浅間山、荒船山などが見える景色のよう場所です。
安中地区と松井田地区の中間である郷原は、5千世帯を擁する原市地区や2千2百世帯を擁する西横野地区や2千3百世帯を擁する磯部地区からも近いので道の駅を核とした賑わい創出によるまちづくりに期待でします。
郷原に道の駅を設置するメリット
1.敷地面積が広いので道の駅を核とした広域避難所等の複合施設が可能。
2.広域避難所の機能も備えて地域の安全安心や国土強靭化に役立つ。
3.近隣に世帯数が多い地域があるので地元需要での黒字経営が見込める。
4.安中地区と松井田地区の中間付近に位置するので新たなまちづくりが可能。
5.安中地区と松井田地区の中間付近に位置するので地産品の出品がしやすい。
6.生産者が出品しやすい位置にあるので、新鮮で良質な商品が販売可能。
7.敷地面積が13haと広いので豪雪災害時に収容できる台数が多い。
8.板鼻パーキング、郷原道の駅、横川パーキングの3カ所に国道の待避所を設けて国道18号線の災害時の渋滞対策に役立てる。
このような一等地を地元の請願を無視して工業団地にしてしまうのは
たいへんもったいないことです。
工業団地は、利用されにくい土地を開発して工場を誘致するのが普通です。
国道に面して人口密集地域にも近く、商業利用で賑わい創出の場として
活用できる土地を好条件でディスカウントして工場用地に叩き売ってしまうのは
安中市の将来のまちづくりにとって大きな損失です。
安中市は、このようなチラシを作って郷原地区の一等地の大安売りをやろうとしております。
地域の雇用を増やすための企業誘致も重要ですが、将来のまちづくりの核にできそうな土地を安売りしてしまうのは未来に禍根を残すことになります。
巨額詐欺事件の賠償金支払いのために赤字続きの安中市土地開発公社を救うための手っ取り早い措置として郷原地区の一等地を売りに出そうという算段でしたらやめてもらいたいと思います。
国道18号線沿いの「道の駅設置及び災害時等の広域住民避難場所」確保に関する請願
令和2年5月25日に、原市地区代表区長:田村宇太次氏、同第6区区長:茂木保氏、同第7区区長:須賀宏氏から【国道18号線沿いの「道の駅設置及び災害時等の広域住民避難場所」確保に関する請願】が提出され、吉岡完司氏、罍次雄氏の2名が紹介議員になっており、同年6月議会の定例会にかけられ、異議なしで所管の委員会へ付託されることになりました。
ところが、何故か安中市は、この請願を無視して請願に書かれた道の駅予定地を工業団地にする方針を打ち出しました。国道に面して賑わい創出が期待でき、広域避難所で国土強靭化も期待できるる一等地を工業団地にするという方針には違和感を感じさせられます。
その後、道の駅は横川地区に建設する方針を出したようですが、道の駅を郷原地区に作るのと横川地区に作るのとでは、まちづくりの視点から考えてどちらにメリットがあるのか精査してみたいと思います。